約 5,959,876 件
https://w.atwiki.jp/bfgmatome/pages/416.html
ゲーム情報(登録されているタグ) シリーズ>Enlightenus ジャンル>アイテム探し ジャンル>アドベンチャー ジャンル>コレクターズエディション ジャンル>パズル 製作会社>Blue Tea Games 製作会社>未確認 言語>英語 コメント欄へ移動 ゲーム配布ページ 英語 http //www.bigfishgames.com/download-games/8957/enlightenus-the-timeless-tower/index.html http //www.bigfishgames.com/download-games/8835/enlightenus-ii-timeless-tower-collectors/index.html 日本語 紹介文 Clarence Flatt, an expert clockmaker, has asked for your help and has offered you the chance to explore the legendary Timeless Tower! While working on the incredible Ageless Clock, something goes wrong and pieces of the device end up all over the Timeless Tower. These pieces begin to unravel the very fabric of time, and only you can set things right in Enlightenus II The Timeless Tower, a fun Hidden Object Puzzle Adventure game. Fantastic gameplay Explore the Timeless Tower! For a more in depth experience, check out the Collector's Edition Get the Strategy Guide! Check out our Blog Walkthrough The Collector’s Edition includes Bonus gameplay quest Built in Strategy Guide Fun Achievements Sneak peek of Enlightenus 3 Full version of Forgotten Riddles Mayan Princess 画像 « » var ppvArray_0_509fe417cf9378b54280cbf5cb045102 = new Array(); ppvArray_0_509fe417cf9378b54280cbf5cb045102[0] = http //w.atwiki.jp/bfgmatome/?cmd=upload&act=open&page=Enlightenus+II%3A+The+Timeless+Tower&file=en_enlightenus-ii-timeless-tower-collectors-screen1.jpg ; window.onload=function(){ ppvShow_0_509fe417cf9378b54280cbf5cb045102(0); }; function ppvShow_0_509fe417cf9378b54280cbf5cb045102(n){ if(!ppvArray_0_509fe417cf9378b54280cbf5cb045102[n]){ alert( 画像がありません ); return; } ppv_0_509fe417cf9378b54280cbf5cb045102$( ppv_img_0_509fe417cf9378b54280cbf5cb045102 ).src=ppvArray_0_509fe417cf9378b54280cbf5cb045102[n]; ppv_0_509fe417cf9378b54280cbf5cb045102$( ppv_link_0_509fe417cf9378b54280cbf5cb045102 ).href=ppvArray_0_509fe417cf9378b54280cbf5cb045102[n]; ppv_0_509fe417cf9378b54280cbf5cb045102$( ppv_prev_0_509fe417cf9378b54280cbf5cb045102 ).href= javascript ppvShow_0_509fe417cf9378b54280cbf5cb045102( +(n-1)+ ) ; ppv_0_509fe417cf9378b54280cbf5cb045102$( ppv_next_0_509fe417cf9378b54280cbf5cb045102 ).href= javascript ppvShow_0_509fe417cf9378b54280cbf5cb045102( +(n+1)+ ) ; } function ppv_0_509fe417cf9378b54280cbf5cb045102$(){ var elements = new Array(); for (var i = 0; i arguments.length; i++){ var element = arguments[i]; if (typeof element == string ) element = document.getElementById(element); if (arguments.length == 1) return element; elements.push(element); } return elements; } 備考 レス一覧 505 名前: 名無しさんの野望 [sage] 投稿日: 2010/08/05(木) 19 05 06 ID m9ZXWaub Enlightenus IIキター・・・けどCE orz しかもフルバージョンのForgotten Riddles Mayan Princessがオマケって もう持ってるんですけど、どうしろとw 816 名前: 名無しさんの野望 [sage] 投稿日: 2010/09/12(日) 14 46 41 ID gjY4X400 お姫様の開発者レコードを塗り替えられない・・・ けれど、旗は確実にとれるようになったので、ちょっと疲れた 何かアイテム探し系でおヌヌメを教えていただけたらうれしいです。 ストーリーが凝っているもの、あまりパズルが難解でないものが 好きです(レブンは、嫌いだった)。トライアルでは眠り姫かダビンチが 面白かったのですが、・・・皆さんのご意見おしえてください。 米サイトでクレジット買ってスタンバイしております。 817 名前: 名無しさんの野望 [sage] 投稿日: 2010/09/12(日) 15 07 35 ID 3HloT8uS アイテム探しのおすすめというか比較的サクサクできてあんまり怖くない系で 最近3か月以内の新作(英語版)で自分がおもしろかったものは、 「Enlightenus II The Timeless Tower」(一階毎クリアで目標が明確) 「Secrets of the Dragon Wheel」(主人公になった気分で楽しめた) 「Nemo's Secret The Nautilus」(短目で多少あっさり) 「Dark Tales Edgar Allan Poe's The Black Cat」(ホラー風味だけど大丈夫) Gamezeboのサイトで、Hidden Objectのuser top rated(90 days)で4以上のは 大体おもしろいと思うけど、「Nightfall Mysteries Asylum Conspiracy」とか 「Redrum Time Lies」とかは自分には怖すぎてやってないんで分かりません。 コメント 名前 コメント トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/dvdfeatures/pages/26.html
Friday Night Lights The Second Season(シーズン2) 発売日:2008年4月22日 DVD枚数:4枚 リージョン1 ディスク1 1 - Last Days of Summer 2 - Bad Ideas 3 - Are You Ready for Friday Night? 4 - Backfire 特典 コメンタリー - 1(Jason Katims Jeffrey Reiner) コメンタリー - 3(Connie Britton Aimee Teegarden) 未公開シーン - 1, 2 ディスク2 5 - Let s Get It On 6 - How Did I Get Here? 7 - Pantherama! 8 - Seeing Other People 特典 未公開シーン - 5, 6, 8 ディスク3 9 - The Confession 10 - There Goes the Neighborhood 11 - Jumping the Gun 12 - Who Do You Think You Are? 特典 コメンタリー - 10(Jesse Plemons Adrianne Palicki) 未公開シーン - 9, 10, 11, 12 ディスク4 13 - Humble Pie 14 - Leave No One Behind 15 - May the Best Man Win 特典 未公開シーン - 13, 14 William S. Paley Television Festival Interview with Cast and Crew(36分) 主要キャスト8人と、2人のプロデューサーによるトークイベント。 オーディションや撮影の裏話、それぞれの役についての思いなどを語る。
https://w.atwiki.jp/tadaro/pages/280.html
Omega Forest Server 閉鎖
https://w.atwiki.jp/liar-forest/pages/13.html
出典辞典 不思議の国のアリス 鏡の国のアリス ナルニア国物語 ゲド戦記 指輪物語 ピーターパン キャッツ ピーターラビット ウォーターシップダウンのうさぎたち 宝島 床下のこびとたち 蝿の王 ガリヴァー旅行記 くまのプーさん 不思議の国のアリス [概要] キャロル・ルイスことチャールズ・ラトウィッジ・ドジスン作。1865年出版……と、ずらずらと説明する必要が無いほど超有名。 もとはといえば、テムズ川のボート下りの途中、すなわちかの名高き「黄金の午後」にドジスン先生がリドル家の3人姉妹にせがまれ即興で作り上げたお話。姉妹はこの話をお気に召し、ドジスン先生は「地下の国のアリス」を書き上げ、クリスマスプレゼントにした(なんとドジスン先生自筆の挿絵付き!)。そののち、友人のジョージマクドナルドのすすめで「不思議の国のアリス」をテニエルの挿絵とともに出版。初版2000部を回収させるなどゴタゴタはあったが、新版はその年の内に刷られ、ベストセラーとなるに至る。 Forestとの関わりは、それほど論じる必要もないだろう。黒のアリスを含めて、この作品が元ネタとなっている小道具は山ほど登場するし、アケルが雨森や伽子を相手に物語を作り上げていく様はドジスン先生とリドル家の少女たちを彷彿とさせる。違いと言えば、ドジスン先生はロリコンではないが、アケルはそうでない、というぐらいだろう。 [構成] ウサギの穴へ落っこちて “Down the Rabbit-Hole” 涙のプール “The Pool of Tears” コーカス・レースと長いお話 “A Caucus-Race and a Long Tale” 白ウサギ、小さなビルを送り込む “The Rabbit Sends in a Little Bill” 芋虫からのアドバイス “Advice from a Caterpillar” 仔ブタと胡椒 “Pig and Pepper” マッドティーパーティー “A Mad Tea-Party” 女王様のクロケー場 “The Queen's Croquet-Ground” 代用海ガメの話 “The Mock Turtle's story” ロブスターのカドリール “The Lobster-Quadrille” 誰がタルトを盗んだのか? “Who Stole the Tarts?” アリスの証拠 “Alice's Evidence” 関連:Ⅰ プロローグ、アリス 参考:プロジェクト杉田玄白「不思議の国のアリス」 鏡の国のアリス [概要] 「不思議の国のアリス」の続編。1871年出版。 ポーンのアリスがクイーンにプロモートするまでを描いた作品。構成もチェスのルールに(忠実にではないが)基づいている。 知られているようで意外と知られてない作品で、映画やアニメのせいで大抵のひとが不思議の国とごったまぜにしている。例えば、女王様と言っても、こっちにでてくるのはチェスの女王様だし、ハンプティダンプティはこっち。まがいウミガメはあっち。ジャバウォックはこっち。 …とまあ、一回読み直して見る方が早いかも。その時には「かつらをかぶったすずめばち」も忘れずに。 [構成] 鏡の家 "Looking-Glass house " 生きた花のお庭 "The Garden of Live Flowers " 鏡の国の昆虫 "Looking-Glass Insects " トゥィードルダムとトゥィードルディー "TWEEDLEDUM AND TWEEDLEDEE" ウールと水 " Wool and Water " ハンプティ・ダンプティ " Humpty Dumpty " ライオンとユニコーン "The Lion and the Unicorn" 「ぼくならではの発明」 "`It's my own Invention'" アリス女王 "Queen Alice" ゆさぶる "Shaking" 目をさます " Waking " どっちが夢を見ていたのか? "Which Dreamed it?" 関連:Ⅴ ザ・ゲーム 参考:プロジェクト杉田玄白「鏡の国のアリス」 ナルニア国物語 [概要] C・S・ルイス作。並行世界のナルニア国を舞台としてイギリスの少年少女が冒険する物語。 C・S・ルイスが敬虔なキリスト教徒だけあって、ベースはキリスト教。アスランはそのままキリストで、石包丁はロンギヌスの槍、といったように、話の流れも聖書に沿っている。そのせいで少し宗教臭いのがたまにきずだが、それを補って余りある魔力がこの物語には満ちている。リーピチープ好きなら読んで損はない。 [既刊リスト] 「ライオンと魔女」 The Lion, the Witch and the Wardrobe 「カスピアン王子のつのぶえ」 Prince Caspian 「朝びらき丸 東の海へ」 The Voyage of the Dawn Treader 「銀のいす」 The Silver Chair 「馬と少年」 The Horse and His Boy 「魔術師のおい」 The Magician's Nephew 「さいごの戦い」 The Last Battle j 関連 Ⅰ プロローグ、Ⅴ ザ・ゲーム ゲド戦記 [概要] アーシュラ・K・ル=グウィン作。アースシーを舞台とした魔法使いゲドの物語。 「ナルニア」のような子供向けの明るい童話というよりは、どちらかといえば暗い物語で、話の重心は外世界の輝かしさではなく、それぞれのキャラクターの内世界に潜む暗闇に置かれている。ゲド戦記が単なる「童話」に終わらず、ファンタジーとして人々の心に訴えかける魅力を持っているのは、この視点の深さのせいだろう。 この作品に通底する「内心の問題は自分で内的に解決するしかない」という精神はForestに通じるものがあり、この作品がForestに世界観の面で大きな影響を与えている理由もうなずける。特に、はじまりの物語の真の名前のくだりは灰流がそのまま借用したものだろう。 ちなみに、ゲド戦記の訳者は清水眞砂子さんで、この人は随筆家としても有名。ゲド戦記の訳者にふさわしく、孤独であることの意味や、人間社会に対する冷めたものの見かたを滑らかな筆致で描く人なので、ゲド戦記が好きな人にはおすすめ。 [既刊リスト] 「影との戦い」A Wizard of Earthsea(1968年) 「こわれた腕環」The Tombs of Atuan(1971年) 「さいはての島へ」The Farthest Shore(1972年) 「帰還 -ゲド戦記最後の書-」Tehanu, The Last Book of Earthsea(1990年) 「アースシーの風」The Other Wind(2001年) 「ゲド戦記外伝」Tales from Earthsea(2001年) 関連:はじまりの物語・Ⅰ 指輪物語 [概要] J・R・R・トールキン作。1954年から1955年に三巻で出版。舞台となるのは人間やホビット、エルフ、ドワーフ、トロル、オークなどが住む中つ国(Middle-earth)。ファンタジーという分野の中で、原点と呼べるのがこの本だ。ファンタジー好きだと公言してる奴で、まだこれを読んでいないと言うのならばモグリだと判断しても構わない。 もう50年も昔の本だが、あと50年,60年経とうと、必ず読まれていると断言できる数少ない本の一つである。 [既刊リスト] 「影の帰還」 The Return of the Shadow 「指輪の仲間」 The Fellowship of the Ring 「アイゼンガルドの反逆」 The Treason of Isengard 「モルドールへの旅」 The Journey to Mordor 「指輪戦争」 The War of the Ring 「王の帰還」 The Return of the King 関連:Ⅱ 風に乗ってきた招き、Ⅴ ザ・ゲーム ピーターパン [概要] ジェームス・マシュー・バリー作。 ピーターパンの初登場は、ジェームズ・マシュー・バリの「小さな白い鳥」という小説。そこから戯曲「ピーターパン」と、小説「ケンジントン公園のピーターパン」が生まれる。後に、長編として、「ピーターパンとウェンディ」が書かれる(今日、普通に「ピーターパン」と言われるものはコレ)。 世間ではディズニー版のピーターパンの方が有名か。ただし良くも悪くも原作とは別物。あの独特の毒が抜かれてしまっている。(雨森は「改悪」と言うだろう) [補足] 新潮文庫の「ピーター・パン」が、「ケンジントン公園のピーターパン」。岩波少年文庫の「ピーター・パン」は、「ピーターパンとウェンディ」なので、混乱無きよう。 [既刊リスト] 「小さな白い鳥」(1902年) 「ピーター・パン 大人になりたがらない少年」(1904年) 「ケンジントン公園のピーター・パン」(1906年) 「ピーター・パンとウェンディ」(1911年) 関連:Ⅲ 新宿漂流 参考:katokt訳 ケンジントン公園のピーターパン katokt訳 ピーターパンとウェンディ キャッツ [概要] 原作である詩はT・S・エリオット作。1939年出版。のちにミュージカル化され、1981年に初公演。詩集は15篇から成り、ほぼ一匹一篇のペースでそれぞれの猫達の生き様を詠みあげている。ミュージカルはそれにストーリーとキャラを追加・変更し、音楽をつけたもの。 Forestはミュージカルの方を元ネタとしているので、ミュージカル版のストーリーを踏まえていたり、グリザベラというミュージカルオリジナルのキャラが登場してたりする。 というか、リドルの元ネタが雨森の本棚なら、なぜ出典がミュージカルの方なのだろうか? [補足] 日本におけるミュージカル『キャッツ』は、西新宿の仮設劇場にて初演されたという縁がある。新宿での公演は1983~84年と86~87年。年代的に雨森は難しそうだが、灰流であれば、真っ黒な布地にふたつの猫の瞳が輝くキャッツテントでの観劇の機会があってもおかしくはない。 [ネコ一覧] ガンビーキャットおばさん(The Old Gambie Cat) グロウルタイガー(Growl tiger) ラムタムタガー(Rum Tum Tugger) マンゴジェリー(Mungojerrie) ランペルティーザー(Rumpelteazer) デュートロノミー爺さん(Old Deuteronomy) ランパスキャット(Rumpuscat) ミスターミストフェリーズ(Mr.Mistoffelees) マキャヴィティ(Macavity) ガス(Gus) バストファー・ジョーンズ(Bustopher Jones) スキンブルシャンクス(Skimbleshanks) 関連:中央公園 Ⅴ ザ・ゲーム ピーターラビット [概要] ビアトリクス・ポター作・絵。1901年私家版、1902年ウォーン社版刊。 野ウサギの子供「ピーターラビット」を中心とした動物達の、イギリス湖水地方が舞台の絵本シリーズ。青色のコートを着ているウサギの絵は一度は見たことがあろう。一度も見たことがないという人は最寄りの本屋の童話コーナーか、三菱UFJ信託銀行の支店に行けばよい。 [既刊リスト] 「ピーターラビットのおはなし」 The Tale of Peter Rabbit (1902年) 「ベンジャミンバニーのおはなし 」 The Tale of Benjamin Bunny (1904年) 「ティギーおばさんのおはなし 」 The Tale of Mrs. Tiggy-Winkle (1905年) 「『ジンジャーとピクルズや』のおはなし」 The Tale of Ginger and Pickles (1909年) 「フロプシーのこどもたち」 The Tale of the Flopsy Bunnies (1909年) 「キツネどんのおはなし」 The Tale of Mr. Tod (1912年) 関連:Ⅴ ザ・ゲーム ウォーターシップダウンのうさぎたち [概要] リチャード・アダムス著。1972年出版。 ヘイズル率いるウサギ達が故郷のサンドルフォードを離れ、ウォーターシップダウンにたどり着くまでの冒険話。 ピーターラビットとはまた異なる種の物語で、ガスで仲間が虐殺されたり、別の群の策謀で仲間が死にかけたりと、良く言えばリアルで、悪く言えば少しえげつない。しかしそれもまた魅力のひとつで、マイナーだがコアな人気を持つ物語である。 関連:Ⅴ ザ・ゲーム 参考:Wikipedia、NHK「ウォーターシップダウンのうさぎたち」 宝島 [概要] ロバート・ルイス・スティーブンソン著。1883年出版。 ベンボー亭に泊まっていた海賊の元に元仲間が来襲。ベンボー亭を切盛りしていたジム・ホーキンズはたまたま海賊の地図を手に入れ、医者のリヴジー先生と地主のトリローニ、そして片足のバーベキューやスモレット船長などの船員とともに宝探しに出かける。というお話。 この作品の魅力は、細々と解説するよりも、『宝島』の前文を引用しておいたほうがよいだろう。 読もうかどうか迷っている人へ もし船乗りが歌うように語れば 嵐に冒険、暑さに寒さ 帆船、島々、孤島への置き去り人 そして海賊、埋蔵金 全ての古いロマンスが 昔そのままに再び語られれば、 昔の私をかくも喜ばせたように 今の若者たちだって喜ぶだろう。 まあいい、とにかく飛びつけ! とはいえ、 もし教養ある若者が歴史を知りたい気持ちを失って、 もうキングストンやバレンタインの勇者、 森と湖のクーパーを望まないなら、 まあそれもいいだろう! それなら私や私の海賊たちは、 あの作者や登場人物が眠る 墓場を分かち合うこととしよう。 kakoto訳『宝島』前文より 関連:Ⅶ たからもの 参考:プロジェクト杉田玄白「宝島」 床下のこびとたち [概要] メアリノートン作。1952年に出版されたのをはじめとして、全部で6作が発表されている。 話はアリエッティ・ホミリー・ポッドの一家を中心に展開され、一作目では三人のソフィーおばさんの家での生活の様子とそこから離れることになった顛末が描かれる。二作目ではその家を出て野に入った一家の冒険がかかれ、三作目では三人が新たな生活の地を求めて再び冒険に乗り出す様子がかかれる。楽しいお話ながらも、人間に対する苦い視点が全体を貫いていて、なお読まれていく価値のある作品であろう。 なお、最近、どこぞの映画会社がこの作品を映画化したのを機に、大幅に増刷されたもよう。 関連:回想・Ⅳ ガーデン、Ⅴ ザ・ゲーム 蝿の王 [概要] ウィリアム・ゴールディング作。1954年出版、つまり、かの漂流物時代からおよそ100年後の作品。 未来の世界大戦に疎開途中の子供をのせたイギリスの飛行機が無人島に墜落して、生き残った子供達だけで脱出を模索するという冒険小説。 とまあ、いわゆる漂流記物の話の筋だけはなぞってるが、内容はまったく逆。他の子供を拷問するのは当り前。果ては仲間をリンチして殺したりするなど、徹底してブラックで、所々やりすぎてて逆に笑いを誘うほど(特にラストはひどい)。実にゴールディングっぽい作品といえる。 ちなみに蝿の王とは悪魔ベルゼブルのこと。 関連:Ⅲ 新宿漂流 ガリヴァー旅行記 [概要] ジョナサン・スウィフト作。1726年初版出版。1735年完全版出版。 何の間違いか、子供向けのお話としても人気があった作品で、ディズニーも映画化している。(もちろんディズニーテイストで) 本編は批判・風刺・皮肉、そして壮大な内輪ネタの嵐。巨大ネズミや不死人からはては交霊術まで出てきて、もはやなんでもあり状態。しかも何の暗喩かは知らないが、トイレ関係の話が何度も何度も出てくる。 この作品の政治性が同時代の人にはウケたらしいが、現代人にはあまり通じないと思われる。子供のころ絵本で親しんだ人は軽いカルチャーショックを受けるかもしれない。 [構成] はしがき リリッパット国 プロブディンナグ国 ラピュータ、バルニバービ、ラグナグ、グラブダブドリップ、日本 フウイヌム国 ガリヴァー船長より従兄シンプソンへ宛てた手紙 出版社より読者へ 関連:Ⅵ 傘びらき丸航海記 参考:青空文庫『ガリバー旅行記』 くまのプーさん [概要] A・A・ミルン作。E・H・シェパード画。1926年1作目出版。日本語版の訳者は石井桃子さん。 あらすじ、というか個々のお話は知られてる通り。対照的にそのラストはあまり知られていないが、実に深く、感動的。このラストのためだけにでも読む価値は十分にあろう。有名な話だが、各々のキャラクターは基本的にモデルがあり、ロビン君はミルンの息子のクリストファー・ロビン、各々のキャラクターはそのぬいぐるみがモデルである。例外はオウルとラビットで、彼らにはぬいぐるみがない。ラビット(とカンガとルー)は森には出てこないようだ。 この項目ではディズニー関係には立ち入らないことにする。雨森の言うとおりアレは別物だし、それにまつわるゴダゴダはそれだけで一冊の本が書けてしまう。 [既刊リスト] 「クマのプーさん」Winnie-the-Pooh (1926年) 「プー横丁に立った家」 The House at Pooh Corner (1928年) 関連:Ⅴ ザ・ゲーム、Ⅵ 傘びらき丸航海記 1 ロリーナ・シャーロット・リデル(Lorina Charlotte Liddell,13才)、アリス・プレザンス・リデル(Alice Pleasance Liddell(en),10才)、イーディス・メアリ・リデル(Edith Mary Liddell - 8歳)の三人のこと
https://w.atwiki.jp/justicerowa/pages/244.html
Forest Of The Red(後編) ◆CMd1jz6iP2 ———————————————————————— パンドラ。 ハーデスの姉の役目にして、冥王軍を纏める者。 しかし、彼女の人生は不幸の連続であった。 その幼少時代、彼女は幸せな人生を信じていた。 世界はバラ色で、永遠に光に満ちているものだと。 しかし、それは「母親の胎内にいた弟が消える」という異常をキッカケに崩れ去った。 人生とは、一瞬の不幸が起こるかどうかで、幸せではなくなる。 バットマンが、その幼少時代に両親を失ったように。 天野雪輝が、神をめぐる闘いの末に、両親を失ったように。 衛宮士郎が、大火災で全てを失ったように。 テンマが、親友と闘う宿命を負ったように。 本郷猛が、ショッカーに改造されたように。 蝶野攻爵が、病魔を患ったために、人間の超越を考えたように。 DIOですら、母が死に、父が人間のクズでなければ、違う人生もあったであろう。 では、パンドラの今の状態を語ろう。 海藻巻いてパンツ一丁、しかもお子様サイズのかわいいパンツ。 これは不幸か、まぁ不幸であろうが、笑い話の類である。 触手陵辱の末に心臓を潰されたり、ゴッサムタワーを建設するのに比べれば全然である。 だがしかし、だがしかしである。 「な、なんなのだっ、この森は!!」 不幸とは、連鎖するものでもあるのだ。 パンドラの現状更新。 海藻=喪失。 大事な杖=喪失。 パンツ=健在。 現状詳細=森内部……ツタに絡まり逆さ吊りで手ブラ。 「まったく……何が掛かったかと思えば」 その様子を、下から眺める、植物の愛好者、アイビー。 森への侵入者を感知し、来てみればヒョコヒョコ歩くストリークイーン。 あっさりとツタを絡ませた拍子に杖を落とし、無力化に成功したのだった。 「ゴッサムにも、色々いるけど……ここまでストレートな痴女も珍しいわね」 「何ぃ!? 誰が痴女だ! 貴様、この私にこのような恥辱を……万死で済むと思うなッ!!」 ツタを千切る勢いで、体を震わせるパンドラ。 「ツタが痛むでしょ。やめなきゃ……」 新たに伸びてきたツタが、パンドラのパンツの端に絡み、ゆっくりと引っ張り出す。 「ナァ!? キ、キサマ、やめろ千切れる!! さ、最後の生命線を奪うつもりかぁ!!」 「それが嫌なら大人しくしなさい。まったく、テンマたちの方がよっぽど大人しかったわ……」 「テンマ……だと!?」 その名に、パンドラの表情が変わる。 「あら、知り合い……というには、怖い顔じゃない」 「テンマはどこだ! あいつは、私が殺さねばならない!」 その言語に、アイビーは自分とバットマンの関係を思い浮かべた。 「(それとも、ジョーカーとバットマンの方が近いかしらね) もう居ないわ。今頃、森を抜けてるはずよ」 「ならば、こんな奇怪な森に要はない! 今離せば、この一刻はその生命を見逃してやっても良いぞ!」 パンドラの態度に、アイビーはストレスの溜まる一方だ。 別に我慢する必要はなく、殺してやればいい。 だが、それをたけるは嫌がるだろうことを考えると、少しその決断が鈍る。 そんな時—— 「えっ!?」 森の中心で起きている異常に、アイビーが気づいたのは、そんな時だった。 「なっ、なんだ?」 アイビーの様子にパンドラも気が付き、訝しげに眺める。 すると、まるでパンドラのことなど眼中がないようにアイビーは森の奥へ走り去ってしまった。 「ま、待てキサマ! このツタをどうにかし……アーッ!?」 もがいた途端、あっさりとツタが解け、地面へとパンドラの体が落下する。 「ぐっは、っ〜〜〜〜お、おのれぇぇ……!」 勢いより尻から落ち、痛みと屈辱に震えるパンドラ。 「ぬう、おのれ奇怪な肌をした女め……! だが、テンマの奴が森を抜けたとなれば……」 杖を拾い、怒りに震えるが、テンマを追うことの重要度が圧倒的に上。 「次に会った時が最後だ。今はせいぜい、その生命を謳歌しておくがいい!」 捨て台詞を吐くも、ほぼ全裸なこともあり締まらない。 ヒョコヒョコと、情けない姿を晒しながらパンドラは森を後にするのだった。 ———————————————————————— 「ああ……なんてことなの!? どうしてこんなことに!」 走り続け、目的の中心部に戻ったアイビー。 そこに広がる光景は、僅か前とは完全に異なっていた。 緑生い茂る植物たちが、悶え苦しんでいる……赤く染まって。 植物に取って、最大の敵である炎が、中心部を飲み込んでいたのだ。 鬱蒼とした森は、秒刻みで燃え広がり、その範囲を広げていく。 「なんとか火を消さないと、この子たちが……この、子……た、たける!?」 思い出した。植物を偏愛するアイビーとしては、むしろ思い出しただけ素晴らしい変化ともいえた。 この中心部には……たけるがいるはずなのだ。 「たける、返事をして! みんな、たけるを、たけるを見つけて!」 植物を操ろうとするアイビー。だが、炎に包まれようとしている植物たちは、そのコントロールを失っていた。 人間や動物で言えば、恐慌状態。アイビーとて、この場に長く居たいと感じない。 「ああ、たける……もう、今頃は……」 「アイビー!!」 悲しみに沈むアイビーの耳に、誰かの声が聞こえる。たけるではなかった。 「その声……マッティー?」 声のする方角から駆けてくるのは、数時間前に別れたばかりの松田だった。 「良かった、アイビーに怪我がないかと心配だったんだよ!」 「ええ、ありがとうマッティー……そうだわ」 アイビーは、良い方法を思いついた。 「マッティー、大変なの! たけるがこの炎の中に取り残されてしまって……お願い、助けてあげて!!」 「そりゃ大変だ! 任せてくれ、アイビー!」 何の迷いもなく、炎の中に飛び込んでいく松田。 その姿を見て、ほくそ笑み……しかし、すぐに表情を暗くする。 「ああ、でも生きているとは思えないわ……とにかく、火の勢いを止める方法を考えないと」 たけるの身を案じながら、アイビーは火の手の上がっていない方面へと身を翻す。 パンッ、パンッ 「……?」 地面が、アイビーに向かって迫ってくる。 「あ……なにこ、れ……?」 「……君が、子どもだけは大切にしていることは、良くわかったよ、愛しのアイビー」 その背後から、足音が聞こえる。ゆっくりと近づいてくる。 「……マ……ティー……」 「でも残念だ。君が、キラと同類の人間であることが」 松田が、そこに立っていた。硝煙の匂いを纏う、拳銃を片手に。 「彼に言われて、少し考えたけど、ようやくわかったよ」 アイビーは気がついた。 「粧裕ちゃんを好きか、なんてわからないけど……少なくとも、君を好きになる理由なんて、ないはずなんだ」 自分のフェロモンの効果が……切れている。 「君は、キラと同じだ! 人の行動を操って、その命を自分の目的に利用しようとした!!」 「人間……みんなそうでしょ。自分の為に、誰か、を利用して、る……植物も、動、物も……人間、さえ、も……」 そして、自分の状態にも気がついた。撃たれたのだ、拳銃で。 「それは否定しない……だけど、その力は、死神の力と同じ、人には過ぎた力だ!」 ぼやける視界が、松田の目を捉える。 そこに映るものは……恐怖。 「操られてわかった……キラが、なんて恐ろしい犯罪者なのか……それに類するお前も、同じ……殺すしか無い、悪魔だ!」 「ひとつだけ……聞かせて。たけ、る……たけるは、無事なの……まさか、殺したの……?」 拳銃を突きつけたまま、松田はその答えを教える。 「……無事だ。今、巴が森の外へと運んでいる」 「そう……それで、安心したわ!!」 突如、松田の体が宙に舞う。 アイビーは、コントロールできたツタで松田の足を絡めとったのだ。 「(生きていることがわかれば、もう用はないわ、マッティー!)」 重い体を動かし、松田へトドメを刺すべくツタを操作するアイビー。 カチャ 鈍い金属音に、アイビーは顔を上げる。 松田は、前回と異なり、未だアイビーへの照準を外してはいなかった。 逆さ吊りのまま、その銃口はアイビーへと向けられたまま。 パンッ 乾いた音が耳に届いたと同時に、その脳天の、穴が空いていた。 「(ああ……でも。アサイラムの無機質な部屋よりも……森で死ねることは幸福なのよ、ね……)」 最期に、愛する植物の胸の中で逝けることを、まだ幸せなのかもと。 しかし、僅かに残されたたけるの事を考え……その思考は、永遠に霧散した。 「ハァ、ハァ……う、オェ……!」 松田は、燃える森から逃れながら、嗚咽していた。 キラに匹敵する犯罪者とはいえ、殺人を犯してしまったことに。 「いや、違う……正しいんだ! これは、正義……僕は正義を執行したんだ!!」 今まで、キラ事件は同僚や世間の死を受けながらも、自分には及ばない世界での出来事だった。 しかし、アイビーに操られたことで、キラ事件での被害者たちへの共感を松田に与えてしまった。 被害者たちとの違いは、それが生死に関わったか否か。 「殺すしか、ないんだ! あんな恐ろしい力を持った奴は、殺すしか……人を守る方法はない!」 Lは頼れる探偵だ。月くんも、もちろん……だが、それがここで何の役に立つ? 首輪を外す、なんてことをやっている内に、人はたくさん死んでいく。 今、なにより力を持つのは……この拳銃でしかないのだ。 「いや、それでも頼りない。……結果は同じなら、これも使うか……」 笑いガス噴霧器……毒ガスによる殺人なんて、考えただけでも非道であり、実行などしたくない。 だが、それが悪なら構わない、と松田は思いを変えた。 操られた恐怖を、人々を守るという使命感……正義漢にすり替えて。 「待っていてくれ、粧裕ちゃん、たけるくん……僕が、君たちを守って見せる!!」 そう決意し、松田は走る。 既に逃がしてある、たけるが待つ場所。 511キンダーハイムへと。 【ポイズンアイビー@バットマン 死亡】 【D-9 森(火災)/一日目・深夜】 【松田桃太@DEATH NOTE】 [属性]:その他(Isi) [状態]:健康 [装備]:背広と革靴、コルト・ニューサービス(弾数2/6)@バットマン [道具]:基本支給品一式*2、ジョーカーベノムガス噴霧器@バットマン、巴の笛@MW、松田桃太の遺言書、不明支給品1〜3 [思考・状況] 基本行動方針: 謎を解き、実験を辞めさせ、犯人を捕まえる。 1:キラのような悪は殺害する。 2:たける、巴と511キンダーハイムで合流 3:弱者を守る。 [備考] おそらく、月がキラの捜査に加わってから、監禁されていた時期を除く、ヨツバキラとの対決時期までの何れかより参戦。 ※D-9の森中心部で、火災が発生しています。 ———————————————————————— ところで、何故森は燃えたのか。 松田が燃やした、わけではない。 森に火をつけたのは——たけるである。 話は、冒頭の荷物を探るたけるへと戻る。 「うわー、なんだろうこれ! カッコイイなぁ!」 出てきたのは、黄金色の篭手だった。 腕にはめてみるが、たけるには大きくブカブカであった。 「あ、でもこういうのって、アニメとかで観たことあるなぁ。こう、隙間から剣とかがズバーッって……」 漫画や特撮で、ヒーローがそうするように、何かを斬るように振り下ろしてみる。 すると、それは実現した。 ザシュ! 「えっ……う、うわぁ!!」 思ったとおり、篭手からは剣が飛び出していた。 しかし、それはたけるの思うような玩具ではなく本物。更に言えば、それは炎を纏う剣だった。 かつて、バットマンはヴィランの一人、ヴェノムによって半身不随に陥ったことがある。 その間、二代目のバットマンとして戦った、アズラエルという人物がいた。 結局、バットマンの職務に押しつぶされ、暴走を始めてしまうのだが……その人物の武器こそ、このガントレット。 オーバーテクノロジーで作成された、伸縮自在の炎を纏う刃である。 そんなものだとは知らないたけるの目の前で、炎は繭に燃え移り、瞬く間に広がっていく。 「う、うわぁ! 大変だ、早く、早く消さないと!!」 篭手を閉まっても、炎は消えない。 周りの植物が苦しむように暴れだすが、たけるには炎を消す手段がない。 「どうしよう、どうしよう! アイビー姉ちゃんが大好きな植物が燃えちゃうよ!!」 半狂乱になるたける。その耳に、犬の鳴き声らしき声が聞こえる。 「君……こ、これはいったい!?」 「あ……兄ちゃんは……」 そこにいたのは、松田と、その犬、巴だった。 「に、兄ちゃん、ごめんなさい! ひ、火が、バーって燃え広がって、それで……」 「君がやったのか……大丈夫、気にしなくてもいい。今すぐ、たける君を助けてあげるからね」 松田は、たけるの頭を撫で……そのまま流れるような動作で、その襟首を絞めた。 「うっ」 たけるは、一瞬呻き声を上げ……そのまま、気を失った。 「……子どもに、殺人の現場なんて見せるわけにはいかないからな」 気絶したたけるを、巴の背に乗せる。 松田は、承太郎との会話の後、疑問に襲われた。 ——なぜ、自分はこんなにアイビーを愛しているのか、と。 そして、徐々に不安が増すにつれ、フェロモンの効果は急速に薄れ——— 自分の意思が操られていることに気づき、この地に戻ってきたのだった。 「いいか、511キンダーハイムへ行くんだ。そこで、たける君を守っているんだ。 僕以外の人間がたけるくんに近くにいたら、必ず遠ざけるんだぞ」 巴に命令し、笛を吹き行動を実行させた。 そうして、松田はアイビーを仕留めるチャンスを得るため、一時その場を離れた。 そして、その望みは成功するのだった。 ———————————————————————— 「うう……ん?」 僅かな頭痛と共に、たけるは意識を取り戻した。 「ここ、どこ?」 目の前には、森とは縁遠そうな施設。 一体自分はどうしてしまったのか、たけるが考えていると…… ザクッ、ザクッと、視角になって見えない場所から音が聞こえた。 「誰かいるのー?」 テクテクと、その音の方角へと進んでいくたける。 徐々に、音の現場に近づいていく……そこには、犬がいた。 「あっ、この犬って……松田の兄ちゃんの?」 巴は、たけるを気にする様子もなく、地面を掘っている。 「どうしたの? 骨でも埋ま、て……」 無邪気なたけるの声が、凍る。 地面をある程度掘った巴は、土の中から何かを力強く引っ張り出す。 引き出されるにつれ、付着した砂や泥が落ち……現れたのは。 「ねー……ちゃん?」 目を閉じたまま、動かない姉。 力尽くで引っ張られても、何一つ文句の声もない。 ドンドンたけるから、姉を引き離そうと巴が引っ張っていく。 「たけるの近くの人間を遠ざけるんだ」 その、命令を忠実に守るために、生死問わず人間をたけるから離すために。 「う、うわあああああ!!」 大声を上げ、姉の体を、巴と反対側に引っ張る。 「離せ、離してよー! わぁっ!」 巴とたけるの力では、巴の方が上。 そのため、たけるは引き摺られ、倒れてしまった。 その姿に、たけるを守るという命令を違反すると思ったのか、巴は口を離す。 少しでも犬から離れるため、その——体温のない——手を引っ張り、その体を引き釣りながら建物の中へと避難するたける。 「姉ちゃん、大丈夫!? 姉ちゃん、姉ちゃんってば!」 いくら揺さぶっても、その体は反応を示さない。 頬をたたこうと、悪口を言おうと、その反応は返ってこない。 「ねえ……っちゃんってばぁ……」 ポロリと、涙がこぼれ、もう止まらない。 怪我などでも、病気などでもないと、認めてしまった。 「う……うわぁぁぁぁん!!」 もう、姉は死んでしまったのだ、と。 後ろから、巴がやってきても気にもせず。 たけるは、姉の遺骸にすがり、泣き続けた—— ———————————————————————— 「ひ、酷い森だった……この姿ではまるで歩けぬ……」 森で撤退をしていたパンドラ。 テンマを探しながら歩いて行くと、なにやら施設が見えてきた。 「ふむ……寒いし、とりあえず中に入るか」 服が見つかるかもしれない、と期待も込めて中に入る。 「うわぁぁぁぁん!!」 「くっ!?」 突然の声に、パンドラは警戒を強める。 だが、よく考えれば今のは子どもの、しかも泣き声。 その方角へと向かい、ゆっくりと歩みを進める。 「姉ちゃん、目を開けてよ、姉ちゃんーー!! そっと部屋を覗くと、そこには倒れている人物……否、死体に泣き叫ぶ少年の姿があった。 「(墓場では感じなかった、本当の死……あれは、死者の弟、か……)」 姉の死に、泣き叫ぶ子ども……ああ、とパンドラの脳裏に過去のトラウマがよぎる。 「(生まれるはずだった弟か妹……それが母の体より消えた時……あの時の私も、あのように泣いたな……)」 一瞬、生まれた感情をかき消し、杖を構え部屋に踏み入る。 「ガウッ!!」 「ハァッ!!」 侵入者に気が付き、跳びかかる巴。 それに対し、杖より放つ雷を放つパンドラ。 「ギャイン!!」 「ひっ……!?」 僅かな閃光の直後、壁に叩きつけられた巴は、ビクンビクンと跳ね、動かなくなった。 「うっく……姉ちゃん、誰……?」 「……そこに転がっているのは、貴様の姉か?」 質問には答えず、逆に質問してきたパンドラに、たけるは弱々しく首を縦に振る。 「ふっ……恐怖に絶え切れず、弟を残し自殺か……流石は人間、罪深い生き物……」 「姉ちゃんは……しない」 パンドラの言葉に、たけるは小さく言葉を発する。 「……なんだ?」 「姉ちゃんは、自殺なんてするもんか!!」 ボロボロと涙をこぼし、叫ぶたける。 その姿に、パンドラも僅かに狼狽える。 「ふ、まぁたしかに凶器も見当たらんところを見ると、殺されたのかもしれんが……いや、確かに妙、だな」 死体に首輪がついていないこと、凶器がないこと。 これは、殺害後に誰かがここに来たことを示している。 さらに、その死体の表情が、パンドラは気に入らなかった。 「随分に楽しげに死んでいるではないか……」 「……死んじゃったのに、楽しくもなんともないよ……」 死体は、笑顔だった。 まるで、死ぬことに安らぎを得たかのように。 そして、パンドラにはそれに相応しい言葉が浮かんでいた。 「……救済、か」 アローン。ハーデス様を押し込め、冥王軍を救済と称して全滅させた真なる邪悪。 あいつは言った。死は断罪ではなく、救済。すべての人を救わなくてはならない、と。 この死に様は、まるでそれを体現しているかのようで、パンドラにとって気に食わないどころではない。 「(まさか……アローンが、参加者に? いや、それはない……だとすれば、つまり……)」 ———アローンのような人間が、参加者にいる? その推測はパンドラにとって許せるものではなかった。 「……ん? なんだ、これは」 パンドラは、床に何か煌く物を見つけた。 何か、細長い……毛。 パンドラの物ではなく、たけるの物でもなく、倒れた犬の物でもない。 ———金色の、見覚えのある、髪の毛。 「フ……クハハハハハハ!!」 突然、狂ったように笑うパンドラに、たけるは身をすくませる。 「ク、ハハ……おい、小僧……名をなんという?」 「え、と……相沢たける、だよ」 「———たけるよ、私はお前を殺す」 突然の殺害予告に、たけるはそれも仕方ないか……という思いが過ぎっていた。 姉が死に、それに着いて行っても良いのではないか、と。 「……だがな、それは後にしておこう。金髪の女を殺すまでは、な」 その言葉に、目をパチクリさせるたける。 「どうやら、キサマの姉の仇と、私の敵は共通しているようだ」 この髪の毛は、間違いなくあの船を沈め、パンドラを罠に嵌めた者と同一だった。 テンマを、そして杳馬への憎しみと同等までに、あの女への怒りは高まっていた。 「どうせ、人間すべてが最後には断罪すべき存在。か細い首をへし折ることなど容易い。 ならば、キサマの姉殺しの女への断罪を見続け、それを冥界での語り部となるべく見届けさせるのも一興」 そう言い、たけるに向かって手を伸ばす。 「二度は言わぬ。私に着いてくるがいい、たける」 「う、うん……」 有無を言わせぬ口調に、手を伸ばすたける。 「ええと、ひとつだけ、いい? ええと……」 「パンドラだ。くだらない質問はするな」 「パンドラ姉ちゃん、あのね……」 意を決して、たけるは口を開く。 「———前くらい、隠したほうがいいよ?」 数分後、そこには全裸の、否、かわいいパンツのパンドラ様は居なかった。 そこにいたのは、漆黒の蝙蝠。 「フフフ、気に入ったぞたける。先程の無礼はこれで許してやっても良い」 たけるの支給品を全て奪い、その中から念願の服を見つけていた。 それは、バットガールのコスチューム。ただしマスクは装着していない。 漆黒のボンテージに身を包んだパンドラは、甚くご満悦だった。 ——それが、正義の味方の服だと知れば、酷く怒っていただろうが。 「なら、殴んなくてもいいのにさ……」 頭にたんこぶを作ったたけるがボヤく。 「ふむ、この炎の魔剣も素晴らしいではないか」 炎の剣を出し入れしている様子に、アイビーの事を思い出すたける。 今頃、怒っているのではないだろうか、怪我をしているのではないだろうか。 どちらにせよ、パンドラに着いていくと約束したのだから、戻ることは出来ない。 そして…… 「姉ちゃん……ごめん、ちょっと待っててね」 悲痛な顔で、たけるは姉に別れを言う。 それが、自分が死ぬことを待てということか、埋めたりすることを意味しているのか、たける自身にもわからない。 「……行くぞ。あの女は墓地の方角にいるはずだ」 その別れを待っていたかのように、パンドラは外へと歩き出す。 『———たけるを、弟を、よろしく』 「なんだ、なにか言ったか?」 パンドラは振り向くが、たけるはキョトンと首を傾げている。 「……なんでもない、早く着いて来い」 早足で歩くパンドラを、小走りでたけるは後を追う。 もう数刻で、日の出。 その時、死を告げる放送に、幼き少年は何を思うのだろうか。 【E-9 平地(511キンダーハイム付近)/一日目・早朝】 【パンドラ@聖闘士星矢 冥王神話】 [属性]:悪(set) [状態]:健康、上機嫌、バットガールスタイル [装備]:パンドラの杖、アズラエルの篭手@バットマン、バットガールのコスチューム(マスク以外)@バットマン [持物]:基本支給品、フェイトちゃんのぱんつ@魔法少女リリカルなのは、バットガールのマスク@バットマン [方針/目的] 基本方針:実験を勝ち抜き、主催者をハーデスの名の下に断罪する 1:金髪の女を探すため、墓地の方へ戻る。 2:テンマと杳馬を探しだして殺す 3:他の参加者も発見次第殺す 4:たけるは金髪の女を殺す姿を見せた後に殺す予定 【相沢たける@侵略! イカ娘】 [属性]:その他(Isi) [状態]:健康、深い悲しみ [装備]:特になし [道具]:基本支給品一式、ハーレイ&アイビーのDVDとバッテリー付き再生機セット [思考・状況] 基本行動方針:パンドラ姉ちゃんについていく 1:姉ちゃん…… 2:アイビー姉ちゃんはどうしたかな…… ※バットガールのコスチューム バットマンの仲間の一人、バットガールのコスチューム。 何代目かによって、多少異なるが、漆黒のボディラインの判るスーツ。 ※アズラエルの篭手 復讐の天使アズラエルの武器である、黄金色の篭手。中から伸縮自在の炎をまとった刃が飛び出す。 本来両手に装着されているが、片手分の篭手しかない。 パンドラたちが、511キンダーハイムを去って少し後。 巴は、ムクリと起き上がった。 パンドラの雷が本来の威力でなかったために、その心臓がしばらく止まっていただけだったのだ。 たけるが居ないことに気が付き、その行方も臭いでわかっていた。 しかし、松田の命令で511キンダーハイムから離れることはできなかった。 巴は待つ、現在の主人である松田を。 そこに感情もなにもなく、まるで機械のように、忠実に入り口に立つのだった。 ※巴は、命令があるまで511キンダーハイムで待機します。 その際、命令者以外の敵対行為には攻撃します。 時系列順で読む Back 悲秘喜奇交交イン・ホスピタル Next Deus Irae, or The Men in the High Castle 投下順で読む Back 悲秘喜奇交交イン・ホスピタル Next Deus Irae, or The Men in the High Castle Angel Heart テンマ 聖闘士として 藤村大河 聖闘士として ポイズン・アイビー 死亡 相沢たける [[]] 〜悪意は極力隠すこと、それが……〜大宇宙の真理 パンドラ [[]] この世界に反逆を開始せよ 松田桃太 早合点 空条承太郎 [[]]
https://w.atwiki.jp/asigami/pages/3036.html
曲名 アーティスト フォルダ 難易度 BPM NOTES/FREEZE(SHOCK) The Light W W ft. Kizuna Ai A20 激13 160 335/28 STREAM VOLTAGE AIR FREEZE CHAOS 67 60 23 52 38 踊譜面(9) / 激譜面(13) 譜面 http //livedoor.blogimg.jp/yanmar195/imgs/a/7/a7714f80.png クリア難易度投票 スコア難易度投票 動画 http //www.nicovideo.jp/watch/sm34846016 https //www.nicovideo.jp/watch/sm34846016 (x2.5,NOTE) https //www.youtube.com/watch?v=D6fzSpFnvRw (x3.25,NOTE) 解説 2019/03/20(A20稼働当初)に追加された版権曲。 コメント コメント(感想など) 最新の10件を表示しています。コメント過去ログ 前半が難しいが後半は足11相当にまで難易度が落ちる。通常ゲージクリアだけなら足12だと思っていいかも (2019-03-30 12 03 21) 超逆詐欺。前半は細かい16分3連はあるものの配置はヌルイ。12かギリ13、後半は11。でも曲は素晴らしいね。最高 (2019-04-06 22 14 54)
https://w.atwiki.jp/sowaka-fan/pages/31.html
pixiv ニコニコ動画 解説 痛車の人。 ニコニコ動画 マイリスト なし pixiv http //www.pixiv.net/member.php?id=312050 ピアプロ drawr その他 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vtsr/pages/533.html
初音ミク wait for the night http //www.nicovideo.jp/watch/sm1440023 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1440023 Vocaloid2のオリジナル曲 使用Vocaloidは初音ミク 製作者はmenthoreP 一つ前のページにもどる
https://w.atwiki.jp/vocaloidchly/pages/7423.html
Find The Light 作詞:DECO*27 作曲:DECO*27 編曲:DECO*27 唄:初音ミク 中文翻譯:Alice/箱庭博物館 尋覓光芒 光芒逐漸消散 在這幽暗世界 永無止境的不安衝動 笑容全蒙上陰影 眷戀昨日 厭惡明天 已成 已成 行屍走肉 眼裡只映出白與黑 未來的色彩盡數忘卻 無處可去 茫然失所 只得 只得 徒然向前 用手指將希望的指針扳回 全因渴望找回那 充滿鮮豔美夢的世界 哪怕 這聲音唱到聲嘶力竭 也要高歌 傳至四方將黑暗徹底覆蓋 想要守護的微笑就在此處 即便多麼痛苦也能夠跨越 聚集吧 越是重疊越是強大的歌聲 貫穿吧 明日的顏色就用這隻手抓住 即便恐懼也更要勇往直前的鼓動 跨越軟弱 將一切奪回 那道劃破黑暗的枯竭歌聲 將詠唱直至群花綻放 翻譯:kyroslee Find The Night 光芒正在逐漸消失 身處於這黑暗的世界之中 無限延續的不安與衝動 所有笑容都籠罩着一道陰霾 喜歡昨天卻討厭着明天 夠了 夠了 即使繼續活下去 眼前亦只見一片黑白色 未來的景色經已忘掉了 自身也變作失去去處的軀體 夠了 夠了 這樣繼續下去又能怎樣呢 用手指撥回希望的指針吧 因為我想要取回 那個充滿美夢的世界呢 即使 唱得聲嘶力竭 亦繼續唱下去吧 傳遍四方去改寫黑暗吧 這裹有着想要去守護的笑容啊 就如能跨越重重痛苦般 聚集起來吧 以愈是交疊便愈是向亮的歌聲 貫穿一切 明天的景色就用這雙手去緊握吧 即使恐懼亦要勇往直前的那份心跳 我想要跨越自身的弱小取回來 這道劃破黑暗的枯竭歌聲 直至繁花盛開為止亦會繼續歌唱下去
https://w.atwiki.jp/dartsrep/pages/30.html
Be the light 基本情報 店舗webサイト 店舗Facebook 住所 神奈川県横浜市鶴見区市場大和町6-11 嶋崎ビル3F 電話 045-642-4254 営業時間 月~木 18 00~翌1 00,金~日,祝 18 00~翌4 00 店休日 水、日、祝日 ダーツ台数 ダーツライブ2 1台 フェニックスS4 1台 京急線鶴見市場から徒歩1分。ビルの3Fに位置する、 なんとダーツが投げられるイタリアンレストラン。 お店の読みは「ビーザライト」 2~3人が座れるテーブル席が4つ。カウンター席が8つ。 店内奥のダーツ台があるエリアには6人ほどが座れるソファ席がある。 5~6人で訪れた場合は、テーブルをくっつけるなどの対応もしてもらえる。 店内は喫煙可。 前述の通り、ダーツ台は店の入口から見て左側の奥に1台ずつ設置されている。 コイン制で1ゲーム/100円の料金設定。 店内はコンパクトながらも、ダブルスの試合を行うのに支障がない程度の広さが確保されている。 他のテーブル席とは真逆に位置するため、人の動きを気にすることなく、 ソファ席でゆっくりしながら投げられる。 そして、なんといっても料理である。 前菜、メインディッシュ、デザートと一通りのコースができる料理が揃っており、お酒の種類も豊富。 日替わりで変わるお通しもおいしい。 生カキ、魚のフリッター、ミニステーキ、カルパッチョなど素材も調理法も様々。 Facebookでお通しの写真がアップされており、眺めるだけでお腹が空いてくる。 オススメはムール貝の白ワイン蒸し。 大きなサイズのムール貝が7~8個ほど入っていてボリュームよく、 ワインの香りとムール貝の食感、噛んだときに出てくる肉汁を楽しむことができる。 +300円すれば、パスタやリゾットにアレンジしてもらえるのも嬉しい。 ちなみに現在はグランドメニューを変更中とのこと。 月代わるごとに新メニューが出てくるので、通う楽しみがある。 食事をより一層、楽しみたいダーツプレイヤーの方、 一度、訪ねてみてはいかがだろうか。 追記・修正、よろしくおねがいします。